メンヘラの彼女
相談者
30歳 男性
悩みの内容
付き合って半年の彼女がいます。
最初はとても楽しくいい関係でした。
ですが、3か月を過ぎたころから彼女のことが重くなってきました。
例えば、一緒にいないときの連絡は数時間に一回、ひどいときは数分に一回の頻度できます。
忙しくて対応できないときにはその頻度が上がります。
やんわり忙しいことを伝えても理解をしてくれません。
友達との付き合いがあるときはもっとひどいです。
「どこにいるのか」「誰といるのか」「本当は他の女と一緒にいるのでは」と妄想を交えて攻め立てられることもあります。
他にも気を引こうとしてなのか「どっかに行ってやる」「私も他の男と遊んでやる」等脅しをかけてきます。
しまいには「死んでやる」という非常識なことまで言うようになりました。
一緒にいる時は楽しく過ごしているのですが、束縛のエスカレートさを考えると先が思いやられます。
メンヘラの原因はアダルトチルドレン
メンヘラとは心の健康に問題を抱えている人という意味で使われます。
専ら、
- 束縛が強い
- 試し行為がある
- 妄想癖
- 依存的
- 自尊心が低い
- 常識から外れた行動をとる
等の特徴がある人を指しています。
これらはアダルトチルドレンから派生して生まれているかもしれません。
子供のころに不安が強く、人との関係性に問題を抱えている場合、大人になっても依存的になったり見捨てられ不安が強くなります。
これらが感情のコントロールを難しくして、人間関係に問題を起こしてしまいます。
特に男女間の関係性で強い関係性を求めてしまうようなケースだとさらに感情の起伏が激しくなります。
メンヘラの特徴で見られる束縛が強い、試し行為があるというのは、感情に押されて出てくる行為だと考えられます。
これらの感情や行動は本人だけではどうにもならないことが大半です。
アダルトチルドレンもそうですが、自分がメンヘラであることを受け入れることが難しかったり、そもそも自分では気が付かないということもあるので改善しようとするところまで行くのに時間がかかります。
まずは自分が恋愛関係で悩んでいる場合はメンヘラかどうかを確認してみるのが良いでしょうか。
そして、自分がメンヘラだった場合に何が原因かを知ることが大切です。
まずは自分の感情や言動の原因を考えましょう。
不安が強かったり、依存心が強かったりと様々な原因が考えられます。
その時自分がどのように感じ、どのような原因があるかを考えていきましょう。
ちなみに、感情に流される前に、自分の思考や認知を考えるというのは、その時の悩みや負の感情を収める効果もあります。
まずは自分の感情と向き合うことから始めましょう。
そして、その原因の感情がなぜ起こるようになったのかを考えることが大切です。
自分と向き合って感情の原因が分かったとしても、それを受け入れて改善しようとしなければ意味がありません。
そしてその根本は過去の出来事にあります。
過去の出来事から自分がどのように影響を受けて、今の考えや認知になったのかを知ることによって、歪んだ自分を修正する方法をやっと探すことができます。
プロセスとしてはとても大変なことだと思います。
客観的になるために誰かの力を借りることも必要かもしれません。
自分の過去を知り受け止めて、自分の問題を解決するきっかけとしましょう。