外面だけよく見せようとする家族だった

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外面だけよく見せようとする家族だった

他人の目や世間の目ばかり気にして、家庭内の事がおろそかになっていたり、学歴や地位に極度にこだわりを持っていた家族のケースです。 ある程度の由緒がある家庭で、実際の家庭内情は問題を抱えているというケースに見られます。 その様な家庭は、外と家庭内で矛盾するような事も起こるので、子供は困惑してしまいます。 また、外面を気にするあまり家庭内の問題を隠したり、家庭の恥となる家族を隠すような事もあります。 見栄を張るために不正を働くような事もあり、子供が育つ環境としては問題となります。 このような家庭環境だと、子供は価値観が正常に育たないので、何が悪くて何がいい事なのかがわからなくなります。 自分の価値が、「他者から見た評価」だけで形成されるので自分を見失う事が多くあります。 出来ない事でも出来ると言ってみたり、反射的に自分をよく見せようと嘘をつく傾向があります。 また、見栄をはってしまい陰で苦労する事もあり、他人に助けを求める事ができなくなって、一人で破滅していく事もあります。

本人はこれらの事がごく自然な事なので、本当はどう見えているかを深く考えらません。 身近な人間にすら同じことをするので、信用をされにくい性格になります。 また、内面を見られることを嫌悪して親密な人間関係を築けないという場合もあります。 自分が見せようとする自分と、本来の自分のギャップから自分が何者なのか分からなくなってしまうというケースもあります。

アダルトチルドレンのケースとしては下記の様なタイプになる可能性があります。 ○スケープゴート…問題を起こすことによって、周りの注意を集めようとするタイプ。 ○ピエロ…問題があったときでもおちゃらけてごまかそうとするタイプ。 ○ロンリー…自分の殻に閉じこもり、他者を寄せ付けないタイプ。

佐屋 鉄心

心理カウンセラー、心理研究家。 カウンセリングの経験を活かして、多くの人が読むだけでも変われるようなメッセージを届ける事を目指して執筆中。

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